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黄組物帯

唐衣裳(中国皇帝から下賜された国王の正装衣裳)を着用する際に玉御冠とともに用いられる帯。ウコンで染められた絹製の組紐で、房の外側には金糸が廻らされている。清代に琉球国王となった尚敬王以降の御後絵(国王の肖像画)には、本品と同様の帯が描かれる。明や清王朝の服制では本品のような帯は用いられないため、琉球独自の様式と考えられる。

項目 内容
資料名 黄組物帯
資料コード 05000005
指定区分 国宝
資料名ヨミ きくみものおび
サイズ 径4.5 長165.0
制作年代 18~19世紀
点数 1